「iPhone X」で初めて採用された有機ELパネルはSamsungが独占的に供給しているが、AppleはSamsungに対して有機ELパネルの値下げを要求している、とDigiTimesが報じている。
有機ELパネルの値下げ交渉
Appleが要求しているのは、現行の単価110ドルから単価100ドルへの値下げだ。
有機ELパネルは「iPhone X」で初めて採用されたが、そのコストは「iPhone X」の総コストの約30%を占めるといわれている。
そして有機ELパネルが高額であるため、「iPhone X」の価格や売れ行きに影響しているともいわれている中、Appleは「iPhone X」の販売台数を伸ばす目的のため、Samsungに対して有機ELパネルの値下げ交渉を行っている、というわけである。
2017年にAppleは、Samsung Displayより約5,000万枚の有機ELパネルを購入したとされており、2018年では、現行モデルの「iPhone X」用と新型「iPhone」用を合わせて最大1億枚購入する可能性が高いとみられているようだ。
Source: DigiTimes