2019年12月、台湾北部の桃園市龍潭(ロンタン)区にあるサイエンスパークに、台湾で3つ目となるAppleの工場が完成することが明らかとなった。
台湾の財訊双週刊によると、来月に台湾で3つ目となるAppleの工場が完成するという。
場所は台湾北部の桃園市龍潭(ロンタン)区にあるサイエンスパークで、その工場は既存の龍潭工場から100メートルの場所に位置する。建物は地上6階、地下3階の建物で、合計5棟で構成されるようだ。
龍潭工場は、パネル製造メーカーのAU Optronicsと半導体製造メーカーのTSMCの工場が隣接している。これらはAppleがMicro LEDを開発するための重要なパートナーであり、龍潭工場では高解像度の有機ELディスプレイやMicro LEDの新しいディスプレイの開発が行われてきたと言われている。
今回完成する新工場は、Micro LEDの量産に向けたもので、アメリカ系企業の開発した新型露光装置を導入し、2021年量産開始となるとされている。