Intel製チップを搭載したMac向けアプリを「M1」チップ搭載Mac上で実行できるようにする「Rosetta 2」を使用した時のGeekbenchのベンチマークデータが公開された。
先日、Appleの「M1」チップ搭載MacのGeekbenchのベンチマークテストの結果が公開されたが、今回は「Rosetta 2」を使用した時のGeekbenchのベンチマークデータも公開されたようだ。
「Rosetta 2」とは、従来のIntel製チップを搭載Mac向けアプリを「M1」チップ搭載Mac上で自動変換し実行できるようにするもので、この状況下のでGeekbenchのベンチマークデータが公開されたということだ。
テストに使用されたのは「M1」チップを搭載した「MacBook Air」で、「Rosetta 2」上で動作しているGeekbenchでデータを計測している
。テスト結果としてシングルコアでは1313、マルチコアでは5888となっている。
今回の仮想化された状況下ではなく、「M1」チップに搭載Macでネイティブ対応したGeekbenchでのスコアはシングルが1712、マルチコアが7346という結果だったため、「Rosetta 2」上では約80%のパフォーマンスということになる。
このデータについて、以下の通りIntelのCorei9を搭載した27インチiMac(2020)を含めたMacよりも優れた結果となる。
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Source: Mac Rumors