元Apple社員が同社をだまして1,000万ドル相当の製品を盗み出していたことが発覚し、裁判で有罪判決を受けました。この元社員は、Appleのサプライチェーンの中で働く仕事を利用して、2018年から2019年にかけて約5,000個のApple製品を盗んでいたとされています。彼は偽の文書を作成して製品を盗むための許可を得たり、偽の輸送業者を使って盗品をAppleの施設から運び出していたとされています。
この元社員には、Appleに対する詐欺罪の容疑で有罪判決が下され、懲役3年と1,900万ドルの罰金が課せられました。判決には、被告人が自身の欲望のために多額のお金を盗んだことが重大な犯罪行為であるとの見方が示されました。
Appleはこの事件に関して、従業員による行為が発覚した後、すぐに警察に通報したことを明らかにしています。同社は従業員による不正行為を厳しく取り締まるとともに、サプライチェーンの改善に向けた取り組みを進めています。
Source: Mac Rumors