Appleの定額制音楽配信サービス「Apple Music」の会員が3,800万人を突破したことが明らかとなった。
有料会員が3,800万人突破のApple Music
Appleが展開している定額制音楽配信サービス「Apple Music」。
日本ではフリートライアルとして3ヶ月間の無料利用が可能となり 、それ以降は有料となる「Apple Music」だが、この有料会員が全世界で3,800万人を突破したことが明らかとなった。
これは、米テキサス州オースティンで開催された「SXSW 2018」のイベントで、Appleのインターネットソフトウェア&サービス担当上級副社長エディ・キュー氏が登壇した時に明らかにしたものだ。
2月のレポートでは、Spotifyは約2%の成長率を示しているが、音楽業界筋の情報としてAppleは約5%の成長率を記録しているため、2018年の夏までにApple MusicはSpotifyを追い抜くと予測している。
MacRumorsが報じた情報では、2月のApple Musicの有料会員は3,600万人。そして3月には3,800万人。約1ヶ月で200万人の有料会員が増えたことになる。
Apple Musicの有料会員の増加については、2月に発売された「HomePod」の影響が大きい。接続されたHomePodで、他の音楽配信サービスを再生することも可能だが、それはAirPlayのみで可能となる。
完全に音声コントロールを使用する場合は「Apple Music」を利用する必要がある。
これが影響して「Apple Music」の有料会員の増加があったと予測されているようだ。