今年発売が期待される新型「iPhone」は5G対応とされているが、一部のモデルでは発売時期が2020年後半から2021年前にずれ込む可能性があるようだ。
SusquehannaのアナリストであるMehdi Hosseini氏は投資家向けのメモにおいて、Appleは2020年9月に5G対応の新型「iPhone」を発売するものの、この5GはSub-6GHzのみをサポートしたモデルとなり、mmWave(ミリ波)をサポートしたモデルについては、2020年後半から2021年前半にずれ込むという予測を公開した。
mmWaveをサポートしたモデルの発売が遅れる理由として、Appleはサイードパーティにサプライヤーの依存するのではなく、アンテナ・イン・パッケージモジュールを採用することを決定したことによるもののようだ。
5G通信はいくつかの種類があるそうで大きく分類すると、6GHz未満の「Sub-6GHz」と30GHzなどの高い周波数帯を使うmmWave(ミリ波)の2種類に分けらる。「Sub-6GHz」は現行の4G/3Gと電波特性に大きな差なく、ミリ波はより指向性が強くより高速な通信が可能となるが、建物の影響を受けやす特徴があるという。
(Via: Mac Rumors)