Appleが今秋にも発売すると期待される次期「iPhone」こと「iPhone 13」シリーズは9月に発表される可能性が高いようだ。
事情に詳しい複数の関係者からの話として、Appleは今秋リリース予定の「iPhone 13」シリーズにおいて、年内に最大9,000万台を生産するようサプライヤーに求めていると報じられた。
また、「iPhone 13」シリーズに関する情報も公開しており、これによると5.4インチと6.1インチの「通常モデル」と6.1インチと6.7インチの「Pro」モデルの4モデル構成で、現行モデルのアップデート版となるようだ。
そしてそれらのコードネームは「D16」「D17」「D63」「D64」とのこと。
さらに少なくともひとつはLTPO(低温多結晶酸化物)ディスプレイを搭載。
このディスプレイは表示されるコンテンツに基づきリフレッシュレートの切り替えが可能となるようで、このディスプレイが搭載されるモデルには電力効率改善などのためIGZO技術も活用されるという。
デザインについては大きな変更はなく、ディスプレイ上部のノッチ部のサイズが小さくなり、2022年にはさらにノッチのサイズが小さくなると予想されている。
カメラのアップグレードについても触れられており、光学ズームの向上やより高度な動画撮影機能に特化したものとなるそうで、他にも搭載されるチップは現行モデルのA14チップと同様の6コアであるものの、性能はアップグレードされるとも。
多くのユーザーが期待するディスプレイ内蔵Touch IDについては、テストを実施しているものの今年発売するモデルへの搭載は見送られる可能性が高いようだ。
Source: Bloomberg