Apple、自律運転のシステム開発へ焦点を移行

どうも！こうぜんま(@hisaccoNZ)です！

公然の秘密とし、プロジェクトタイタンのコードネームで有名なAppleの自動車開発プロジェクトが、開発の焦点を自力での自動車製造から自律運転のシステム開発へ移行したとBloombergが報じています。

既存メーカーとも協力するなど柔軟性を持たせるため

Bloombergによると、Appleは自動車分野での野心を大きく後退させており、自動車チームから数百人が去り、自力での自動車製造をもはや盛り込まない新たな方向性も示されている、と事情に詳しい関係者が明らかにしたそうです。

非公開情報ではあるそうですが、約1000人を擁する自動車チームは、ここ数ヶ月間で配置換えや解雇、また自らの意志で退社した社員は数百名になると関係者が匿名を条件に語ったそうです。

関係者の情報では、「プロジェクトタイタン」の新しいリーダーは、既存の自動車メーカーと協力することも、再び自力での自動車製造を目指すことが可能な柔軟性を持たせるため、自律運転のシステム開発にプロジェクトの焦点を移行したとのこと。

チーム自体は、プロジェクトの移行により適した人材を採用しているため、そのチーム全体の人員数は横ばいと別の関係者が証言しているそうです。

Appleの幹部は、自動運転システムが実現可能であることを証明する期限を自動車チームに設定したそうで、その期限で最終的に判断する方針のようだ、と前述の関係者2名が話しているそうです。

Source:Bloomberg Photo by:Apple Car Fans