どうも！こうぜんま(@hisaccoNZ)です！
iPhone 8には有機ELディスプレイが採用されると噂が上がっていますが、その供給量が問題となる可能性があると複数の関係者からの話としてBloombergが報じています。
技術的なことで供給量に問題が？
2017年に発売が期待されている次期「iPhone」とされる「iPhone 8」には、有機EL（OLED）ディスプレイの搭載が噂されていますが、Bloombergによると複数の関係者からの情報として、その供給量が問題になる可能性があると報じています。
複数の関係者が語った供給量の問題となる理由については、有機EL（OLED）ディスプレイの主要供給元のSamsungディスプレイ、LGディスプレイ、シャープ、ジャパンディスプレイの4社は、「iPhone 8」用のディスプレイ全てを生産できる能力が2017年中に整わない可能性があることとしています。
Samsungは2017年にAppleへの有機EL（OLED）ディスプレイの単独サプライヤーとなることを目指しているそうですが、有機ELディスプレイの生産は比較的難しく、歩留まり率が低くiPhoneの需要を満たす十分な生産ができない恐れも指摘されています。
これら供給上の制約から、iPhone 8は数モデル登場するとされている内の1モデルに有機ELディスプレイが採用されるか、有機EL（OLED）ディスプレイ自体の採用を延期する可能性もあると報じています。
KGI証券のアナリストのミンチー・クオ氏も先日iPhone 8は3モデル構成となり、一部で有機ELディスプレイが採用されるとも発言していましたが、これらの理由も考慮していた可能性もありますね。
現段階では、iPhone 8シリーズ全てに有機EL（OLED）ディスプレイの採用は厳しいという判断で問題なさそうです。
Source:Bloomberg