2018年に発売が期待される新型「iPhone」シリーズのうち、6.1インチモデルには、「3D Touch」が搭載されない可能性がある、とKGI証券のアナリスト、ミンチー・クオ氏が報告していることが明らかとなった。
6.1インチモデルでは3D Touch機能を廃止?
2018年に発売が期待される新型「iPhone」シリーズは3モデル存在すると噂されており、5.8インチと6.5インチモデルは有機EL(OLED)ディスプレイ搭載、6.1インチモデルは液晶(LCD)ディスプレイ搭載とされている。
その中で、KGI証券のアナリスト、ミンチー・クオ氏は6.1インチモデルについて、「3D Touch」機能は搭載されない可能性がある、と報告している。
同氏によると6.1インチモデルには、より軽く、より耐衝撃性のあるカバーガラスセンサー(CGS)というディスプレイ技術を新たに採用し、このことによりタッチパネルのコストが23〜26ドルと15%上昇するようだ。
そしてAppleは、このコストアップでiPhoneの価格が高くなることを回避するため、「3D Touch」機能を捨てる選択をするのではないか、同氏は予測している。
さらに、今年発売される残りのiPhoneの2モデルについては、「3D Touch」機能は搭載されるものの、2019年に発売される全ての新型「iPhone」にはCGSディスプレイ技術が採用されるとの見方が強く、将来的には「iPhone」から「3D Touch」機能がなくなる可能性もある、と予測している。
(Via: MacRumors)