2018年10月11日、Amazonは「Amazon知育・学習玩具大賞2018」を発表した。
この賞は、Amazonで販売している国内外の数万点の知育・学習玩具の中から、Amazonカスタマーレビューと、脳研究、情操教育の分野で深い見識を持つ専門家に加え、今年から新たに、英語に精通したAmazonの社員の意見をもとに、子どもの知的発達や好奇心を刺激するおもちゃを選定するもの。
以下より大賞や部門賞、審査員特別賞などを紹介する!
なお、対象年齢は2〜12歳となっている。
知育・学習玩具大賞
アニメ「ポチっと発明 ピカちんキット」のおもちゃやプラモデルは、自然原理を理解して、自分の頭を使って工夫しながら課題を解決するという科学の基本的要素を、子どもが親しみをもてるキャラクター性の高い玩具に盛り込んでいる点が評価された。
また、YouTubeなど、現代の子どもにとって親しみ深いメディアと密接に連動し、さらにはアニメの中で玩具の仕組みを紹介、商品化するという一連の流れが新鮮であり、今後の展開も期待できる。
部門賞:プログラミング
直線的、直角的な動きだけでなく、まるで生き物のように不規則で思わず追いかけたくなる動きをプログラミングを通して行うことができる小型ロボティックボール。プログラミングだけでなく、Appゲームや顔の表情でボールを操縦するフェイスドライブなど多角的な遊びができる玩具であることに加え、コンパクトなサイズと、デザイン性の高さから家庭内でも楽しむこともでき、プログラミングをより身近に感じてもらえるという点が評価された。
部門賞:サイエンス
回路を正しくつなげて、LEDの明かりを点ける電気回路のパズルゲーム。
電気回路という直感的に理解しづらいものを、パズルの要素を取り入れることで分かりやすく一人でも自主的に遊びながら学ぶことができることが評価された。また、難易度にも幅があり、繰り返し遊べるよう工夫されている。
部門賞:英語
スマホと連動して、ぬいぐるみにつけるボタン型スピーカー。専用のスマホアプリ(無料)を使って、おしゃべりや歌、お話などができる。英語版アプリを使うと英単語を聞いたり、発音を まねたり、楽しく英語に触れることが可能。
英語を学ぶうえで心理的な壁になりがちな「話しづらさ」を、ぬいぐるみなどの身近で愛着があるものを介することで和らげている。さらに、英語を聞く・話す環境を作ることで、子どもは正しい発音で英語を聞くことができる。また、その時々の子どもの好きなものに付けることができるので、より長い間楽しんでもらえる点も評価された。
審査員特別賞
創造力を育むマグネット入り積み木。
磁石の力を使うことで、これまでの積み木では不可能だった形を作ることができ、新しい体験を提供している。また磁石なので極があり、頭を使わなければ思ったように組み立てられないところに知育の要素が感じられた。
デザインも美しく、遊んだ後に置いておくだけでもインテリアとして楽しむことができ、美的センスを磨くこともできる点も評価された。
Amazon特別賞
5色のボールがそれぞれ同じ色のゴールに入るように交差ピースと直線ピースを置きかえてボールが転がるルートを作るパズル。
様々な学習の基礎となる論理的思考が段階的に学べる点が評価された。自分が立てた仮説をすぐに実証できるので、学びにとって重要な「予測」「計画」「実行」「反省」のプロセスを素早く実行できる。論理的思考を学べる玩具は他にも多数あるが、この玩具は何が起こっているかをより俯瞰的に理解できる。またコンパクトなサイズなので場所をとらず、片付けやすいという親にとって重要な要素も評価された。
Amazon特別賞
コーディングを使ってコーディングロボット「ボットリー」を目的地に運ぶ知育玩具。最大120のプログラミングを行うことができる。
ラインに沿って動く「ライントレース」や、障害物を避けるといった複雑なコーディングを単純化することで初心者でも簡単に遊べるため、プログラミングの基礎的な考え方を学ぶことができる玩具。
[box class="white_box"]
[/box]