Nikkei Asian Reviewは問題に詳しい複数の情報筋からの情報として、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大が2020年に発売予定の新型「iPhone」の発売を遅らせる可能性がある、と報じている。
情報筋の話として、Appleは新型コロナウイルスの世界的な感染拡大の影響による製造の遅延もあるが、消費者の購買意欲低下を検しているようで、売上の半分以上を占めるアメリカとヨーロッパの市場を注視しており、発売の延期の判断を決定するとのこと。
他にも現在Appleの従業員たちは在宅勤務を行っているが、その在宅勤務命令が解除されるまでは「iPhone 12」の発売に向けたスケジュールは正式に確定しない可能性がある模様。
さらにiPhoneに関する部品サプライヤーへも、量産スケジュールを約2〜3ヶ月遅らせるよう指示されていることも判明、従来通りであれば6月に大量出荷が開始される予定だが、8月末まで延期するよう指示されたようだ。
現時点では今秋の発売を予定しているが今後の新型コロナウイルスの状況次第では、新型「iPhone」の発売は2021年まで延期される可能性があり、Appleは遅くとも5月頃に最終決定を行う予定とのこと。
Source: Nikkei Asian Review