どうも!こうぜんま(@hisaccoNZ)です!
MacBookシリーズには、当たり前ですがバッテリーが内蔵されています。
このバッテリー、寿命が尽きるともちろん電力の供給ができなくなるので、持ち運ぶことが困難になりますね。
そこで転ばぬ先の杖!
MacBookシリーズのバッテリー交換タイミングがわかるバッテリー充放電回数について調査しましたのでご紹介します!
これを知っておけば、中古のMacを購入する時もある程度の目安になると思いますので、中古のMacの購入を検討している方にもオススメです!
Appleが推奨するバッテリー交換時期
まず、AppleはMacBookシリーズに搭載しているバッテリーに、バッテリー交換の推奨時期を設けています。
Appleが推奨しているバッテリーの交換時期は、バッテリーの充放電回数が上限に達した時としていて、公式サイトでも案内しています。
バッテリーの充電回数は上限が決められています。上限を超えたら新しいバッテリーに交換することをお勧めします。充放電回数が上限を超えてもバッテリーを使い続けることはできますが、バッテリーの駆動時間は短くなります。引用元:Apple
[aside type="normal"]バッテリー充放電回数が上限に達しているからといって、バッテリーが壊れているという意味ではありません。[/aside]
充放電回数の定義
充放電回数の定義は以下のように考えます。
- バッテリー電力をすべて使いきった時点で充放電回数1回
しかし実際に充電した回数が必ずしも充放電回数1回とは限りません。
たとえば、1 日でノートブックのバッテリー容量の半分を消費した後、完全に再充電したとします。翌日も同じことを繰り返した場合、充電回数は 2 回ではなく 1 回とカウントされます。このため、充電回数 1 回分の充電に数日かかることもあります。引用元:Apple
公式サイトで案内されている内容は以下のようになります。
【1日目】
- バッテリー残量100のMacを、バッテリー残量50まで使用して、100まで充電する。
【2日目】
- 1日目と同様にする。
[aside type="normal"]充電を2回しているため充放電回数は2回カウントしそうですが、本来の算出方法では使用した電力は50+50で100となるので、充放電回数は1回となります。[/aside]
Appleは充放電回数と残りの充放電可能回数がわかることで、バッテリーの交換時期が把握でき、快適にMacを利用できると案内しています。
以下からは充放電回数を調べる方法と、各MacBookの充放電回数の上限を記載していきます。
バッテリーの充放電回数の確認方法
バッテリー充放電回数を確認する方法は以下の通り。
- Optionキーを押しながらディスプレイ左上の「Appleロゴ」をクリック
- 「システム情報」をクリック
- するとウインドウが開くので「電源」を選択
- 「状態情報」下部に「充放電回数」が表示
これで充放電回数が何回なのか確認ができます。
各MacBookの充放電上限回数
充放電回数がわかったのであれば、あとは充放電回数の上限値を調べればOKです。
以下の表が各MacBookの充放電上限回数値となります。
コンピュータ | 最大充放電回数 |
---|---|
MacBook | |
MacBook (Retina, 12-inch, 2017) MacBook (Retina, 12-inch, Early 2016) MacBook (Retina, 12-inch, Early 2015) MacBook (13-inch, Mid 2010) MacBook (13-inch, Late 2009) | 1000回 |
MacBook (13-inch Aluminum, Late 2008) | 500回 |
MacBook (Mid 2009) MacBook (Early 2009) MacBook (Late 2008) MacBook (Early 2008) MacBook (Late 2007) MacBook (Mid 2007) MacBook (Late 2006) MacBook (13-inch) | 300回 |
MacBook Pro | |
MacBook Pro (15-inch, 2017) MacBook Pro (13-inch, 2017, Four Thunderbolt 3 Ports) MacBook Pro (13-inch, 2017, Two Thunderbolt 3 Ports) MacBook Pro (15-inch, 2016) MacBook Pro (13-inch, 2016, Four Thunderbolt 3 Ports) MacBook Pro (13-inch, 2016, Two Thunderbolt 3 Ports) MacBook Pro (Retina, 13-inch, Early 2015) MacBook Pro (Retina, 13-inch, Mid 2014) MacBook Pro (Retina, 13-inch, Late 2013) MacBook Pro (Retina, 13-inch, Early 2013) MacBook Pro (Retina, 13-inch, Late 2012) MacBook Pro (13-inch, Mid 2012) MacBook Pro (13-inch, Late 2011) MacBook Pro (13-inch, Early 2011) MacBook Pro (13-inch, Mid 2010) MacBook Pro (13-inch, Mid 2009) MacBook Pro (Retina, 15-inch, Mid 2015) MacBook Pro (Retina, 15-inch, Mid 2014) MacBook Pro (Retina, 15-inch, Late 2013) MacBook Pro (Retina, 15-inch, Early 2013) MacBook Pro (Retina, Mid 2012) MacBook Pro (15-inch, Mid 2012) MacBook Pro (15-inch, Late 2011) MacBook Pro (15-inch, Early 2011) MacBook Pro (15-inch, Mid 2010) MacBook Pro (15-inch, 2.53 GHz, Mid 2009) MacBook Pro (15-inch Mid 2009) MacBook Pro (17-inch, Late 2011) MacBook Pro (17-inch, Early 2011) MacBook Pro (17-inch, Mid 2010) MacBook Pro (17-inch, Mid 2009) MacBook Pro (17-inch, Early 2009) | 1000回 |
MacBook Pro (15-inch Late 2008) | 500回 |
MacBook Pro (15-inch, Early 2008) MacBook Pro (15-inch, 2.4/2.2 GHz) MacBook Pro (15-inch, Core 2 Duo) MacBook Pro (15-inch Glossy) MacBook Pro (15-inch) MacBook Pro (17-inch, Late 2008) MacBook Pro (17-inch, Early 2008) MacBook Pro (17-inch, 2.4GHz) MacBook Pro (17-inch Core 2 Duo) MacBook Pro (17-inch) | 300回 |
MacBook Air | |
MacBook Air (13-inch, 2017) MacBook Air (11-inch, Early 2015) MacBook Air (11-inch, Early 2014) MacBook Air (11-inch, Mid 2013) MacBook Air (11-inch, Mid 2012) MacBook Air (11-inch, Mid 2011) MacBook Air (11-inch, Late 2010) MacBook Air (13-inch, Early 2015) MacBook Air (13-inch, Early 2014) MacBook Air (13-inch, Mid 2013) MacBook Air (13-inch, Mid 2012) MacBook Air (13-inch, Mid 2011) MacBook Air (13-inch, Late 2010) | 1000回 |
MacBook Air (Mid 2009) | 500回 |
MacBook Air (Late 2008) MacBook Air | 300回 |
Macの名称が不明な場合の調べ方
使用しているMacBookの名称が不明な場合、以下のように調べます。
- ディスプレイ左上の「Appleロゴ」をクリック
- 「このMacについて」をクリック
以下が表示され、青色の部分がMacBookの名称となります。
これで使用しているMacBookシリーズの名称と充放電回数、充放電上限回数がわかると思います。
比較的新しいMacBookシリーズの充放電上限回数は1000回となりますので、あまり気にしなくても問題ないと思いますが、中古のMacBookシリーズなどを購入する時は、確認箇所のひとつとして覚えておいた方がよいと思います。
Appleの公式サイトでも案内している通り充放電回数の上限に達した場合、バッテリーのパフォーマンス低下が起こる可能性もありますので、上限に達した場合はAppleのサポートに相談してみてくださいね!
Source: Apple
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