iFixit(アイフィクジット)は、「iPhone SE(2020)」の分解レポートを公開した。
今回の分解レポートでは、「iPhone SE(2020)」は、カメラ、SIMトレイ、Tapticエンジン、ディスプレイ部品(マイクと近接センサー含む)、Tapticエンジン、メインスピーカーが「iPhone 8」の部品との互換性があることが確認された。
※正確には、カメラ、SIMトレイ、Tapticエンジン、ディスプレイ部品(マイクと近接センサー含む)の「iPhone 8」との互換性は先行公開された分解レポートに記載されている。
ただし、先日先行公開されていたレポートにもあったように、バッテリー容量は「iPhone 8」と同じ容量で、形状も同じに見えるが、バッテリーをロジックボードに接続するためのコネクタが異なっているため互換性はないとのこと。
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他にも搭載されているRAMは3GBでサムスン製、64GBのフラッシュストレージは東芝製、モデムチップはIntel製ということも確認されている。
修理のしやすさは、10点満点中6点と比較的修理しやすい点数となっている。プラス点としては、ディスプレイとバッテリー交換がしやすい点と、部品の多くがモジュール式で交換可能である点が挙げられており、マイナス点としては、防塵・防水シールにより修理が難しくなっている点、修理に必要なドライバーが4つのタイプが必要なる点、割れやすく修理しにくいガラス製のバックパネルの採用が挙げられている。
分解レポートの詳細は以下より。