どうも!こうぜんま(@hisaccoNZ)です!
MacRumorsによると、今後リリース予定の「macOS High Sierra」には、新しいファイルシステムの「Apple File System(APFS)」が搭載されますが、リリース当初APFSはFusion DriveやHDDをサポートしないようです。
新OSリリース当初Fusion DriveとHDD搭載MacではAPFSがサポートされない
日本時間9月26日にリリース予定の新OS「macOS High Sierra」には、新ファイルシステム「Apple File System(APFS)」の機能が搭載されますが、その機能は「フラッシュ内蔵ストレージ(SSD)」を搭載したMacに限定され、HDDやFusion Driveを搭載したMacでは、リリース当初動作しないそうです。
このAPFSとは、フラッシュメモリやSSD向けに最適化された新しい64ビットのファイルシステムとのことでAppleが約20年ぶりに刷新するもの。
APFSの新機能として
- フラッシュメモリ/SSD最適化
- 複数ファイルシステムの空き領域共有
- ファイル/ディレクトリのクローニング
などがその他のも多数あるそうです。
SSD搭載Macは「macOS High Sierra」にアプデートする時に、自動的に「APFS」へ変換されるそうですが、そうではないFusion DriveやHDD搭載Macについては、リリース当初引き続き「HFS+」となるようです。
そして注意点がひとつ。
「macOS High Sierra」のbeta版を利用していたユーザーの方で、Fusion Driveを搭載したMacを使用していた場合、「APFS」に変換されている可能性もあるようで、正式リリースの前に「APFS」から「HFS+」に戻す手順が公開されていますので、対象となる方は対応しておいてください。
簡単にいうと、
AppleはAPFSという進化させた新ファイルシステムを開発したんだけど、「macOS High Sierra」にアップデートする場合、SSD搭載MacでのみAPFSになるよ!
Fusion DriveやHDD搭載Macでは今まで通りのファイルシステムで動かすよ!
で、「macOS High Sierra」のbeta版を使用していたFusion Drive搭載Macは、APFSに変更されている可能性があるから、正式にリリースされた「macOS High Sierra」にアップデートする時は、不具合がでるかもだから旧ファイルシステムの「HFS+」に戻してね!
ってことですね。
(Via:MacRumors)