2019年にはノッチがない完全フルスクリーンデザインのiPhoneが登場するという情報が、先日韓国メディアのET Newsが報じたが、Appleは実際にノッチをなくす特許の申請を行っていたようだ。ノッチをなくす、というよりはノッチが必要としない技術の特許ということになるだろう。
実現すればiPhoneからノッチが消える!?
今回Appleが申請した特許とは、ディスプレイのピクセルとピクセルのごく僅かな隙間に各種センサーを配置するという技術の特許ということが、3月8日米国特許商標庁(USPTO)によって公開された。
この技術を活用した場合、TrueDepthカメラや通話のためのレシーバーなどを埋め込むことが可能となる。つまりノッチが必要なくなるということだ。
ノッチがなくなるということは、完全フルスクリーンのiPhoneが登場する可能性が高くなるということになる。
公開された「開口部を持つディスプレイを搭載した電子機器(Electronic Devices Having Displays With Openings)」というタイトルの特許申請は、2011年に申請されたあと内容更新されているという。
これら技術についてAppleは、ディスプレイにあらゆるセンサー(カメラ、光センサー、光学式接近センサー、光学式タッチセンサー、ディスプレイの隙間を通して見えるセカンドディスプレイ、マイク、スピーカー、アンテナ)を埋め込む技術だと述べている。
非常に小さい隙間のピクセル間に配置する技術ということで、我々に目ではセンサーを認識することは不可能になる。認識できないということは、見えないということだ。
この技術を使用するにあたり、Appleは有機ELのような柔軟な素材のディスプレイが必要としている。
先日韓国メディアのET Newsが報じた「2019年のiPhoneからノッチがなくなる」という情報も、これら技術により実現される可能性は高そうだ!
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