Macお宝鑑定団Blogは複数のサプライヤーからの情報として、「USB PD 3.0」を取得したサードパーティー製の電源アダプタ以外では、高速充電が利用できない可能性があると報じている。
USB PD 3.0規格は、正規品を識別する目的のため、接続する機器やケーブルの中に、機器間認証機能「C-AUTH」(USB Type-C Authentication)が追加されているという。
新型「iPhone」は、「C-AUTH」対応製品になる可能性があり、非認証製品を使用した場合「2.5W(5V/0.5A)」を超える電力を供給しないUSB PD 3.0規格ポリシーが適用される可能性がある。
なぜならば、AppleはUSB規格団体「USB Implementers Forum」の主要メンバーの1社であり、団体が策定した仕様を積極的に取り入れる立場にあると考えられるためだという。
要するに、サードパーティー製の電源アダプタを使用する場合、USB PD 3.0規格ではないものを使用すると高速充電が利用できない可能性があるということだ。
ただし、現行モデルの「iPhone X」や「iPad Pro」は影響を受けないと考えられるようだ。
Source: Macお宝鑑定団Blog