Appleは、衛星による緊急SOSがオーストラリアとニュージーランドで利用可能になったと発表しました。この機能は、すべてのiPhone14モデルで利用可能で、セルラーおよびWi-Fiのネットワークの範囲外にいる場合に、ユーザーが衛星経由で緊急サービスにテキストメッセージを送信できるようにします。ユーザーは、FindMyアプリで衛星経由で現在地を共有することもできます。
衛星による緊急SOSは、オーストラリアとニュージーランドでiOS16.4以降を実行しているiPhoneでデフォルトで有効になっています。オーストラリアで000、ニュージーランドで111にダイヤルした後、セルラーおよびWi-Fiのネットワークの範囲外にいるときに、衛星経由でテキストメッセージを送信するオプションが表示されます。設定アプリの緊急SOSでデモモードを使用すると、ユーザーは緊急対応者に連絡することなくサービスに慣れることができます。このサービスを使用すると、Appleは、ユーザーが晴天時には15秒以内にメッセージを送受信できると述べています。
この機能は、セルラーまたはWi-Fiのネットワークの範囲外にいる緊急の場合に役立ちます。たとえば、山でハイキングしていてネットワークに接続されていない場合、衛星による緊急SOSを使用して緊急サービスにテキストメッセージを送信できます。
衛星による緊急SOSを使用するには、iPhoneのロックを解除して緊急SOSボタンを5回押します。[SOSに電話する]または[テキストメッセージを送信]のオプションが表示されます。[テキストメッセージを送信]をタップして、緊急サービスにテキストメッセージを送信します。
衛星による緊急SOSは、オーストラリアとニュージーランドのユーザーにとって貴重なツールです。セルラーまたはWi-Fiのネットワークの範囲外にいる緊急の場合に、助けを求めるのに役立ちます。
Source: Mac Rumors